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前髪を流したい時には。 [・毛髪関連]
流れる前髪を創るには??
流れる前髪を創る方法をお伝えする前に、髪の特性を初めにお伝えします。
『髪は短い方から長い方へ流れる!!』
と言うことを覚えておいてください。
これを前提に話を進めていきます。
前髪状態ですが、重めよりもやや軽めの方が流れやすいです。
そして、前髪はラウンド状にカットされていた方が流しやすいです。
朝お出かけの前にスタイリングをされる方がほとんどかと思いますが、
前髪がうまくスタイリング出来なくて時間に間に合わなくなってしまいそうになったり、
気分が乗らずに家を出るといった経験はありませんか?
そんな方に流しやすい前髪を創るための最善策をお伝えしたいと思います。
寝癖がある場合は、少しウェットしてドライヤーで希望のスタイルに近づけていきます。
例えば右に流したい場合、ドライヤーで※左に向かって乾かします。
この時、ドライヤーの熱を上から当てずに横から当てることがポイントです。
(上から当ててしまうと根元が潰れてしまいます。)
7〜8割まで乾いたら流したい右側に向かって乾かします。
※左に流したい場合は上記と逆の乾かし方になります。
乾いたらマジックカーラー又はアイロン・コテを用意します。
【マジックカーラーを使う場合】
自分から向かって正面にマジックカーラーを持ってきたら、真横にして
前髪を毛先から巻き、根元まで巻き込みます。
巻き終わったら、ドライヤーの弱風を当てて、少し熱を与えます。
※この時、ドライヤーの風はマジックカーラーの輪の部分にあたるように真横から当てます。
また、強風で当ててしまうとマジックカーラーが取れやすいので注意!!
熱を加えたら自然放置し、冷まします。
※時間が無い場合は、弱風の冷風で冷ますのも大丈夫です!
最後にマジックカーラーを回転させながら外して、前髪を流したい方に指で
スタイリングすれば完成です!!
【アイロン・コテを使う場合】
マジックカーラーと同様に前髪を真っ直ぐ正面に引き出して、
根元から毛先に向かってスルーさせます。
※グリップを完全に挟むと後がつく原因になります。
指で挟み加減を調節しましょう。
※スルーさせないと折れ目などのアイロンの後がつきます。
2〜3回にかけて繰り返します。
そうすることでナチュラルな仕上がりになります。
アイロン・コテが終わったら指で流したい方にスタイリングして完成です。
まとめとして、流す為には条件があります。
・根元のボリュームが立ち上がっていないと、毛先は動かない・流れない。
・髪は短い方から長い方へ流れる特性がある為、ラウンド状にカットされている。
・毛量も多い・重ためよりもやや軽めの方が流しやすい。
以上の点を把握しておきましょう!!
不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。
可能な限りアドバイスなどさせていただきます。
毛髪サイクル・頭皮環境。 [・毛髪関連]
今回は毛髪の生えるサイクルと、メカニズムについて書いていきます。
・朝起きると沢山の抜け毛がある
・入浴中に毛髪が沢山抜ける
などの経験はありませんか?
髪の毛は抜け落ちもしますがその反面新しい毛が生えてくるので毛量を維持しています。
もちろん年齢やホルモンバランス、遺伝によっても左右されますが、
基本的には一定のサイクルで髪の毛は新陳代謝によって生えかわっていきます。
『髪の毛のサイクル』
・成長期
・退行期
・休止期
の3種類のサイクルによって常に生え変わります。
※女性の場合のサイクルをご説明します。
<成長期>
毛髪を成長させる時期のこと
期間:4〜7年
構成比:85〜95%
<退行期>
成長した毛髪を脱毛させる時期のこと
期間:2〜3週間
構成比:1〜3%
<休止期>
毛乳頭の活動が休止期している時期のこと
期間:数ヶ月
構成比:9〜14%
サイクルとしては、
成長期→退行期→休止期の順になります。
専門的に言うと、
細胞分裂→角化→脱毛→細胞分裂の繰り返しになります。
休止期の後は「脱毛&新生」として活動をはじめ、毛髪を発生させる時期が入ります。
その後に、成長期へと戻ります。
女性の場合は1サイクル4〜7年で形成されています。
男性の場合は1サイクル3〜5年
と少し短いです。
余談ですが、人の髪が伸びる長さには限度があると言われています。
と言うのも、髪の毛だけではなくて眉毛やまつ毛、鼻毛や脇毛など、
体毛と言うものには一定期間以上の成長期が見られないという見解です。
言われてみれば納得していただけると思いますが、
この世に眉毛の長さが30cmある人を見たことがありますか?
仮にお手入れをしていなくてもそこまで伸び続けることはありません。
このことから毛髪も同様に、最大平均として1m前後が限度とされています。
もちろんこちらにも個人差はありますが、ロングヘアを目指されている方は
知っておいて損はない情報かと思います。
『髪の成長速度』
※1ヶ月に1.0〜1.2cm伸びると言われています。
個人差がありますのでご理解ください。
『髪の総本数』
髪は1つの毛穴から1〜3本生えていて、全体で約10万本になります。
3本のうち1本は生えたて、1本が成長期の髪、そしてもう1本が成長を止めている髪です。
成長を止めた髪が抜ける頃には、新しい髪の種が既に生まれているという仕組みです。
『抜け毛について その1』
頭皮環境にトラブルがある場合には炎症や抜け毛といった原因にもつながります。
<健康・正常な頭皮>
頭皮は青白く、毛穴がくっきり見えます。
また、透明感があります。
フケは新陳代謝による現象なので、正常な頭皮にも生じます。
通常、微少な為ほとんど見えません。
<異常な頭皮>
新陳代謝のバランスを失うと炎症を起こし、頭皮の色は赤〜褐色に見えます。
また、フケが目立ってきます。
【乾燥性のフケ】
外的要因が多く、主に乾燥した頭皮に見られます。
【皮脂性のフケ(脂っこいフケ)】
頭皮の炎症などにより、皮脂分泌が過剰になった場合に見られます。
要するに頭皮は信号機と同じで、青や青白い色は健康、黄色は注意が必要、
赤や褐色は危険の合図となっているわけです。
頭皮の色はスキャルプケアの羅針盤、つまり、サインになっていますので
頭皮ケアの目安として注目されています。
『抜け毛について その2』
毎日たくさん抜けるとご心配の方は特に知っていただきたいのがここからの内容になります。
※健康な状態でも髪の毛は、1日に50〜150本抜けます!
これ以上抜ける本数の多い場合や、抜けた髪が細く弱かったりしたら要注意です!!
→毛根に膨らみがなく、先細りしている抜け毛のこと。
(※健康であれば硬くて丸く固まった毛根があります。)
対策として、毎日のシャンプーは頭皮の地肌を指の腹を使って
マッサージする様にして洗い、血行を促進、毛根に栄養を与えるといった
新陳代謝を高めることがかなり重要になります!!
※決してシャンプー時はゴシゴシ洗ってはいけません!!
泡立てをしっかりとし、優しくマッサージするようにします。
力で洗っても汚れは落ちません。
泡の力で汚れが落ちますので、皮脂性の方はシャンプーの泡立てとマッサージ後に、
5分ほど放置タイムを設けることで解消されやすくなります。
『毛髪の形成に必要な栄養素』
<亜鉛>
牡蠣(カキ)、数の子、ひじき、のり、きな粉、味噌、豆腐など
<ビタミンA>
うなぎ、ニラ、人参、かぼちゃ、肝油、緑黄色野菜など
<ビタミンB群>
納豆、レバー、セロリ、ほうれん草、小松菜など
美容業界では頭皮環境の改善や頭皮のエイジングケアとして様々な商剤が
出てきてますので、気になる方やお悩みをお持ちの方、コンプレックスのある方は
お気軽に美容師までお尋ねください!!
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