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シャンプー編 [・シャンプー類]

パーマ剤編、カラー剤編をご紹介終えたのでシャンプー編に入ります!!


業務用として取り入れていた物、店販用として売上が良かった物をご紹介します。



【シャンプー編】

・ヘアシーズンズ(DEMI)
http://www.demi.nicca.co.jp/products/hairseasons/index.html

→業務用として取り入れていました。

香りも香水と同じように時間差によって変化していくというこだわりがあり、お客様も美容師も癒されるシャンプー。

しっとり系・さらっと系の他にエクストラシリーズとしてクレンジングシャンプーもあります。

クレンジングシャンプーは、普段自宅で取り除くことが出来ない髪に蓄積してしまったシリコンを除去することが出来る一品。

250mL〜800mLまで選べるサイズ。

人気の高いシャンプーです。



・Aujuaオージュア(ミルボン)

http://www.aujua.com/sproduct/product/list.html

→シャンプー/トリートメント共に種類が豊富でカスタマイズ出来る。

・アイロンやコテ、ストレートパーマなどで※熱変性してしまった髪を柔らかく仕上げるフィルメロウと呼ばれる物

※熱変性=タンパク変性(炭化)


・ボリューム感を最大限まで引き出してくれるインナーバウンスと呼ばれる物


・猫っ毛や細毛などの絡まりやすい髪にさらっとした指通りを引き出してくれるスムースと呼ばれる物


・癖っ毛や剛毛、多毛、硬毛など広がりやすい髪に対してまとまり感やボリューム軽減を可能にしてくれるアクアビュアと呼ばれる物


この他にもたくさんの種類がありますが、東京のサロンでは売上がかなり高いラインナップです。


僕自身もAujuaリーダーとして度々ミルボンさんの会社まで出向いて講習会に参加してましたが、日本人に合わせた配合や商品開発をしているのでとてもオススメです。

また、香りも本物では?と思う程とてもいい香りで何度使っても飽きません。

一度お試しいただくとわかるかと思います。


※ただ、サロンに取り入れるところにも差があるのでネット等で調べる必要があります。

※サロンにAujuaを取り入れる場合は、ミルボンさんからスターターキットセット(専用ワゴン付)(◯◯万円)を購入しますので、それなりの覚悟が必要です。



・アジュバン(アジュバン ジャパン)

http://www.adjuvant.co.jp/brandGoods/?id=8


シャンプーではありませんが2014年度モンドセレクション金賞を受賞した会社です。

もともと化粧品の会社でしたが、美容商材にも携わることに。

僕が取り入れた時期はまだ起業したての時でアジュバンシャンプーは無名でした。

しかし、効果・効能が評価され一躍有名になりました。


ノンシリコンのシャンプーになります。

シャンプーには、それぞれの種類に葉が入っておりオシャレですがこれには効果があります。


この葉にはトルマリン効果があり、防腐剤の変わりになっています。
また、量が減ると葉もしたに下がってくるので残りの量も一目でわかると言うわけです。


頭皮が敏感な方にはとてもオススメです。

炎症のある方、アトピー性皮膚炎の方、頭皮トラブルのある方も安心して使えます。



【おまけ】

・eシャンプー

http://estandard.jp/sp/01.html

→本音では、紹介したくないほど、知る人ぞ知るシャンプーです。

アミノ酸系シャンプーでリンスやトリートメントは要りません。

泡だて後に時間を放置して流すだけの優れ物。

確か2年前にリニューアルしてパッケージも新しくなりました。

このシャンプーを使ったら他のシャンプーは使いたくないと言う程とてもいいと言うのが実感できるシャンプーになります。

名前についているように、eシャンプーとは良いシャンプーというネーミングです。

美容師も愛用するシャンプーになります。

新しくプロデュースされたトリートメントもカエルの卵のような黒い粒が入っていますが、保湿力・効能共に最強です。

美容師しかしらないであろうシャンプーでした。



では次回は最終編トリートメントになります。
お楽しみに!





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カラー剤の配合について [・カラー関連]

ドラッグストアやスーパーなどで販売されているカラー剤ではなく、美容専売品のカラー剤の配合について数回の記事に分けて書いていきます。


まず頭に入れておく知識として、


『メラニン色素の種類』

『残留ティント』

『アンダーカラー・アンダートーン』

『過去の施術履歴』


を把握する必要性があります。


【メラニン色素について】

→皮膚や毛髪などに含まれていますが、肌・皮膚では表皮の基底層、毛髪では毛母に散在する色素細胞(メラノサイト)において、アミノ酸の1つであふチロシンを原料としてメラニン合成酵素(チロシナーゼなど)の作用によって酸化重合されて作られます。


【メラニン色素の種類】

→毛髪に含まれる色素で、このメラニン色素によって元の髪の色が決まる。


※色素が大きくなったり、量が大きくなると光を吸収して髪は黒く見えます。
逆にメラニン色素がほとんどないと、光の乱反射によって白く見えます。


・ユウメラニン(真メラニン)
・フェオメラニン(亜メラニン)

の2種類が存在し、それぞれに含まれる色味は違います。


<ユウメラニン>

黒〜褐色を持つメラニン色素で、日本人やアジア人に多く見られる色素。


<フェオメラニン>

黄〜赤色を持つメラニン色素で、ヨーロッパ人などブロンド毛に多く見られる色素。



黒髪:ユウメラニン(多)
フェオメラニン(少)

ブロンド毛:ユウメラニン(少)
フェオメラニン(少)


黒髪をブリーチしていくと、まずユウメラニンが破壊され、アンダートーンが赤褐色からオレンジ色に変化していきます。

さらにブリーチをしていくと、オレンジ色から黄色に変化していきます。


メラニン色素は毛髪の約4.5%以下です。

0%になると真っ白に見えるようになりますが極端にブリーチをしたり、白髪でも薄い黄色っぽく見えるのは、まだメラニン色素が存在しているためです。



※過度のアルカリ剤、過酸化水素剤で加水分解されてペプチド結合という物が切断されます。

ペプチド結合というのは、髪の命のような結合のことで、この結合が切れてしまうと二度と戻りません。

要因としては、ブリーチやハイダメージがあります。

症状としては、断毛や枝毛の状態が見られます。



次回は、『残留ティント』と『アンダーカラー・アンダートーン』についてお話しします。
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カラー剤編 [・カラー関連]

前回はパーマ剤のご紹介でしたが、今回はカラー剤編です。



【カラー剤】


・プロマスターEX シリーズ(hoyu)

ベーシックとなる酸化染料の他にもライトナー(LT・LT/Hi・LT/SHなど)やトナーオンがあり、とても使いやすいカラー剤。

また、酸化染料のブリーチ力も高く13レベルまでトーンアップ可能なので使用頻度が高い。

個人的には8〜9レベルの酸化染料のティントがちょうどよく、綺麗に発色する印象があります。


メーカーによってティントの強さは違いますが、特にピンク系・アッシュ系に強いカラー剤だと思います。

また、ピグメント(微アルカリ)があり、ダメージを最小限に抑えることが可能なので愛用されます。


10代後半〜40代後半の女性、男性まで幅広く使うことが多かったです。


僕はこのカラー剤をメインにカラー選定や配合をしていました。


今後、プロマスターのカラー剤を用いた具体的な配合の仕方についての内容も書いて行こうと予定しています。



・アソートアリア(DEMI)

→まず声に出して言いたくなるのは、色が超綺麗!!
今までに使った中でも一番ティントが綺麗に出てくれるカラー剤はこれしか無いと思います。

が、しかし、色持ちの面では他社のカラー剤に比べて早く劣っています。

個人的に使って見て何度も試しましたが、1ヶ月も持たない時もありました、、、。

ブリーチ力が強く、頭皮が浸みるお客様も多かったんですが、綺麗な色が再現出来て喜ばれるお客様も多かったというのが感想です。

特にオシャレや美に敏感な20代女性に使うことが多かったです。



・オルディーブ(ミルボン)

→ブラウンベースで染料が配合されているので色持ちがかなり良い!!

特にピンク系の色持ちは長けています。

鮮やかなピンクやバイオレットを出したい時にはオルディーブを使用していました。

残念なことに明度が低いとAsh系やMat系の違いが分かり難かった印象があります。


オルディーブでは時期や季節によって、様々な色を追求して色の細分化をしているのでお客様に飽きさせないカラー剤の作り方をしています。

また、新しく作り出されるカラー剤のネーミングも最先端のような名前がつけられていて、お客様に話す時は食いつきが良かったのを覚えています。

例)スモーキーアッシュ
シルキーアッシュ
ヌーディーベージュ 等

また、ハーフトーン(微アルカリ)があり、ダメージを軽減できるので取り入れていました。


特に20代後半〜30代の女性に使う事が多かったです。



・リセンテ(ミルボン)

→白髪染め用カラー剤

ブラウンの配合量がしっかりとしていて染め残しがなかったカラー剤です。

また、色持ちもかなり良かったです。

特に7トーンと8トーンのアッシュブラウンは必需品でした。


男性、女性問わず使用しました。



・コレストン(WELLA)

→かなり粘性が硬く混ぜるのが大変でした、、、汗

匂いも強くツーンとした臭いがありますが発色はとても綺麗。

やや残臭がありましたが発色を考えると避けられなかったのを記憶に残っています。



・マニックパニック

→輸入商材の酸性染料(マニキュア)。

手に入らない色があったり、発注が出来なかったりと大変でしたが、頭皮や皮膚についたとしても100%落とすことが出来るのでとても重宝しました。


色もややビビッドなのでデザインとして取り入れるには持ってこいのカラー剤です。


・イゴラ(シュワルツコフ)

→酸性染料(マニキュア)用カラー剤

塗布後15分加温することで綺麗に発色するカラー剤です。


レモンイエロー、サニーオレンジ、ダークブラウンなどとても種類があるので作りたい色に配合することが可能。

また、ネーミングもオリジナリティがあって良い。



以上が僕が個人的に使って見て良かったカラー剤でした。


次回はシャンプー編に突入します!

今までに使ったオススメ商剤 [・配合成分の詳細]

以前働いていた東京のサロンで実際にディーラーさんと商材のやりとりをするチームに所属して水物(主にパーマ剤やスタイリング剤、シャンプー、トリートメント類)の発注・在庫管理、月間使用消費%などを算出して材料費の見直しなどをやっていたので、たくさんの商材と触れることが出来ました。


より髪にいい物を取り入れるためにディーラーさんと交渉してたくさんのサンプルをいただいて、チーム内でのミーティングはとても多かったのを覚えています。


その中でも代表して、次の4つの分野をそれぞれ僕が使ったなかで良かった物をお話ししたいと思います。

・パーマ剤
・カラー剤
・シャンプー
・トリートメント

全部のカテゴリを書くと長くなるのでまずはパーマ剤から書きます。

翌日にカラー剤、更に翌日にシャンプー、翌日にトリートメントと言った風に書いていきます。



<パーマ剤>

「コールドパーマ部門」

・コスメカール(アリミノ)

→システアミン配合でとてもダメージが少なく、パーマの仕上がりが柔らかくて使いやすい。

化粧品登録商材なので、とても安全面には長けている。

チオ・シスのダブル還元にプラスしてシステアミンも含めた3種還元が可能になった。



・プライアカール(lebel)

→これ1つで3種還元ができるパーマ剤。

塗布後10分ほどはシスを切断する作用が働き、15分ほどでチオを切断する作用が働くなどタイムコントロールによって還元作用を使い分けることが出来る。


・CMCウェーブ(ミルボン)

→主にチオとシス対応の還元剤として使用。
しっかりとしたリッジ形成が可能な商材。



「デジタルパーマ部門」

・システムキュール(SHISEIDO)

→資生堂がプロデュースしている商材。
やや硬めのクリーム状になっているため垂れにくく塗布しやすい。
匂いはやや強いが、しっかりしたリッジを作ることが出来る。

専用のシステムキュールのデジタルパーマの機械で巻いて接続していきますが個人的には、
低温60°(ロッドにクリップ)×15分加温+クリープ10分でかけたほうがデジパの持ちは倍近く良くなりました。


・レスピア(サンコール)

→COSME/M/H/EXとチオやシスの配合量によって使い分ける。

主にストレートパーマの還元剤として使っていましたがデジタルパーマの還元剤として使うことで柔らかな質感、カールを作ることが可能。

レスピアのCOSMEにはヘマチン配合なのでとても助かる商材になっています。
主に重ね付け、毛先に先塗り、MIXして使うなど多種多様な愛用ぶり。柔らかな質感を出せる。



・ハイブリッド(ブライ)

→チオ/チオシス/シスチオ/シス

それぞれ左から青/緑/ピンク/黄と色付けされていて間違えて使用する心配が無い。

コールドパーマ用/デジタルパーマ用がある。

塗布後加温する必要がある。

僕はダメージ毛の人にはこのパーマ剤のシスを主に愛用していました。ダメージレス、トリートメント効果がかなり高いです。



・ブースター(リトルサイエンティスト)

→1/2/3と3種類ある。

主に配合成分はシステアミン。

チオ・シスでかからないパーマに加えたり、手触り・柔らかさが欲しかったり、ビビリ毛改善に使用します。
神のような存在の還元剤!!

ただ、それぞれ仕入れ値がかなり高いので多用は材料費upになってしまいます。



「2剤(酸化剤)部門」


・ノチュール 2剤
ストレートパーマ用として使用

→カテゴリ:過水

塗布後5分で水洗。

仕上がりはしっとりしながらも柔らかな手触りを出すことが出来る。



・システムキュール 2剤
デジタルパーマ用として使用

→カテゴリ:ブロム酸

塗布後15分で水洗。

プリンとしたリッジを出すことが出来る。



他にもたくさんの商材を使いましたが、書いたものの方が使いやすく、好感度も高かったのでご紹介しました。


では続きはまた明日!!

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スタイル解説 [・カット]

続いてのスタイル解説はこちら。

image-20140629204524.png


このスタイルは前から切るショートボブでした。

解説するポイントは、初めに切る引き出す角度です。


image-20140629204805.png

頭皮に対して45°、スライスに対して90°という引き出し方です。

写真のような引き出し方になります。


切り上がりがこちら。

image-20140629210203.png

写真にも書いたように第4〜5パネルでアウトラインに繋がります。

アンダーセクションからトップセクションまで切り終えたらベースカット終了。


こちらもひし形シルエットに近づけて仕上げます。


image-20140629210345.png

image-20140629210356.png

image-20140629210402.png





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